Happy DigitalからVRayレンダラ専用の草作成プラグイン「Autograss」が発売されているようです。

AutoGrassGallery

http://www.happy-digital.com/autograss/

公式サイトでデモ版もダウンロードでき、チュートリアルビデオもあるようです。(中には購入者しか見られないチュートリアルもあります。) アリスの画像もありますが、劇中で使用されているのでしょうか。

今までは草の表現にVRayFurやVRayScatterを使用していて、クローズアップに耐えられるようにするにはレンダリング時間がかかっていたのですが、このプラグインは速そうですね~。ダイナミクスに対応していない?のが残念。

(※追記)デモ版試してみましたが、他と比べて特に速くてキレイという感じはありません。内部的にはVRayScatterのように単純にVRayプロキシを配置しているだけなのでしょうか?

AutograssはV-Ray専用の草をワンクリックで作成できるソリューションです。

オブジェクトを選択しAutograssをクリックするだけで終了です。それだけでフォトリアルな草を再現することができます。

 

高等なマルチスレッド・メモリ管理

AutograssはHappy Digitalの高等なメモリ管理システムを使用しています。これはAutograssがシーンの草が1エーカーの芝生であってもゴルフコースであっても、その量に関係なく固定されたメモリ量を使用することを意味します。これによりくだらないクラッシュを避けられます。また、完全にマルチスレッド対応で、すべてのコアが活用されます。


リアリスティックな草のプリセット

Autograssは一般的によく使用される草のタイプをカバーした11のプリセットを含みます。草を1からモデリングする必要はありません。Happy Digitalの科学者は、日の出から日の入りまでV-RayフィジカルカメラとV-Ray sun / skyシステムを使用する際、Autograssの形状と色が真に迫ったものであるために、放射測定的にキャリブレートされた写真から学び、確実なものにしました。

さらにこれらのプリセットに加え、Autograssはマッピングやバリエーションで使い古された跡や芝刈り機の軌跡などの表現を提供しています。