もうすでに暑い、でもクーラーにはまだ頼りたくない、magorokuです。

 

今回、ゼネラルアサヒさん、及び関連会社さんのご協力により3Dスキャニング体験会を行うことになりました。そこで、ゼネラルアサヒさんの紹介と、現在の3Dスキャンの使用例について、記事にしたいと思います。

 

まず、ゼネラルアサヒについて、ゼネラルアサヒは福岡に本社を持つ企画、クリエイティブ企業です。創業は昭和30年、印刷業からスタートし、現在は印刷だけでなく、スチールからCGまで幅広く手がけています。新技術の研究にも力を注いでおり、その中のひとつの部門として、今回協力していただく3DScanStudioがあります。

3DScanStudioリンク

http://www.ga-cg.com/studio/

 

実際、3Dスキャンはどのようにしようされているのでしょうか?用途として多いのはやはり、映像向け、特に映画の出演人の3Dスキャンでしょう。登場人物のスキャンデータからノーマルマップやテクスチャを起こして映画内で使用していきます。実際にスキャンされたデータは基本objファイルにて出力できるのでCGツールにも用意に取り込むことができます。近年スカルプトツールが一般的になってきたので、スキャンしたそのままのデータを読み込み、加工することも容易になってきました。映画だけでなくゲームやアニメでも俳優を3Dスキャンして、ゲーム内キャラクターにしていくことにも利用されています。

 

映画やテレビCM、アニメから立体、紙媒体、宣伝用にと、ここ最近3Dスキャンを使用する例が増えており、今後も使用する例が増えていくとは思いますが、何分、3Dスキャンという技術事態が実用化され始めたばかりであり、まだ提供する側も利用する側も手探り状態な部分が多分にあり、新たな活用法を模索しているところが見受けられます。(このあたりは最近話題になっている3Dプリンタにも同様のことが言えるでしょう)

まだ、発展途中の技術であり、今後より小型化、低価格化されていくのだろうとは思いますが、業務での使用実績のある機材を体験できる機会は多くありません。この記事を読んで興味をもたれた方、ぜひ、3Dスキャニング体験会に参加してみてください。

 

 スタジオにあるWB4SCANER(全身スキャナー)

スタジオにあるWB4SCANER(全身スキャナー)

 

左の機械はゼネラルアサヒさんが所有している全身スキャナーWB4SCANERです。スキャニング体験会で実際にスキャンを行う予定です。自分のデータを持ち帰って好きに加工してみるチャンスです!!

(なお、画像はHPのものです、画像にWB4SCANERの詳細へのリンクがしてあります)

 

また、下記リンクはWB4SCANERの使用事例のひとつ、U.C.HARD GRAPHの記事です。

http://www.gundam-hardgraph.net/special/secretstory.html

 

これ以外にも、Googleにてゼネラルアサヒと3Dスキャンで検索してみるとスキャンの模様をレポートした記事がいくつも出てきます。某有名ゲームクリエーターや映画監督まで、さまざまなレビューをみつけることができるでしょう。

また、3Dデータの新しい使い方としての3DスキャンとARの活用についての記事です。ゼネラルアサヒさんが協力しています。

http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1204/13/news006_2.html

 

 

 

以上、ゼネラルアサヒさんと3Dスキャンについてまとめてみました。体験会の詳しい詳細は6月23日のブログ記事を読んでみてください!!