コンセプト

デジタル技術や機材の進化と共に映像エンターテイメント業界もだいぶ様変わりをしていました。
大規模な映画製作の専売特許であった特殊効果やCGなどもいまや個人レベルで制作に利用することができるようになり、驚くような作品が見受けられるようになりました。
しかしながら、トップレベルの技術やデザイン性をもった映像制作というのは、まだまだ大資本がないと実現できないものであり、小規模の企画が多い日本では一部の企業やプロジェクトに属さない限りそれに関与することは難しく、閉鎖的な環境は人材育成やあたらしい発想の実現の障害となっています。
最近進歩目覚しいアジアなどの企業にもおされ、世界的に見て環境面、経済面、発展面、芸術面すべての分野でおくれを取り始めている現状があります。

私たちは実際の映像制作やゲーム制作などで活躍する現役技術者の集まりです。
現状の日本の制作環境ではあまり現場の意見が映像に反映することは少なく、たとえそれがみるに耐えないクオリティのものだとしても経済的な方針から強制的に制作を進めていくことも多々あります。
キャリアを積んでいくほど将来の期待がなくなっていく人が増えていきます。
夢を売りにするエンターテイメントの世界でこれでよいのでしょうか?

素人が個人で作品を作れるこの時代、普段から専門的に努力をしているわたしたちが力をあわせて作品制作をしたらどんなものがつくれるだろうか?
そんな疑問からこの活動は始まりました。
視覚効果をつかった映像制作は個人単位でやるのはかなり厳しいですが、力をもった映像職人たちが集まればかなりのことができるはずです。こうした原点に戻った映像制作は、資本主義のしがらみをこえて見る人にも作り手にも楽しく面白い活気あふれた映像作品製作につながっていくのではないかと思います。