昨日はお疲れ様でした。

参加して頂いた皆さん、ありがとうございました!

 

今までCG業界内での交流会は何度もあったのですが、今回は撮影現場の方々も参加して下さってこれまでとは違ったお話ができたので、とても有意義な交流会になったと思います。

結果として映像・ゲーム・アニメ・アミューズメント・建築パース・カメラマン・映像技師・制作といった人たちが、お互いの仕事や業界の話に関して知りたいことを思い切り聞くことができました。

撮影現場の方にしてみると当たり前の話でもCG畑の人間にとってみたら、レンズの種類によってどういう効果があるのか、シャッタースピードによってブラーと光量にどのぐらい影響を与えるのか、ズームレンズで35mm換算の計算はどうやるのか、照明の当て方やフィルタによってどう効果が変わるのか、影を柔らかくするにはどうすればよいのか、など3Dソフトではボタン1つでできることでも現場ではすべて実作業ですし、3Dソフトのようなバーチャルな空間と違い、現場では限られた空間の中でライトやカメラを配置し、もとから存在する照明も考慮しなければなりません。

逆に現場の人たちから見ると、トラッキングを考慮したマーキングや現場測定、HDRI撮影などの概念は何となくはわかっているが、厳密にはどういう目的で最低限どの情報が記録されなければならないかということまでは理解していないし、GIやオクルージョンという言葉はよく聞くが実際どういう効果なのかと興味を持たれていました。エリアライトや間接光の計算がとても重く、ノイズやフリッカーの原因になることなどは、実世界では当たり前にできることなので、CG屋がその軽減に尽力していることには驚かれていました。

 

皆さん初対面同士で初めは緊張されていましたが、お酒が入ると熱く語り合っていました。

現状に満足せず夢を持ってやっていると、やっぱり自然と熱くなってしまいますね。

なかなかこういう機会はないので、是非またやりたいですね~。