Archive for 4月, 2013

Blender + BlackMagic Cinema Camera検証会

おかげさまで無事に終了しました。
ご参加の皆様ありがとうございました!

募集を締め切りました。

参加申し込みいただいた方々ありがとうございます。

当日はよろしくお願いします!


※なお、当日12時30分にILスタッフがJR五反田駅改札前にて待機しております。会場までの道順が不安な方は12時半までに五反田駅まで来てください。(私magorokuがInfinityLightの案内版をもって駅前に立っております)

 

 

やっと暖かくなってきました、magorokuです。

5月にBlenderVFXと協力し、Blender+BlackMagicCinemaCameraの検証会を行います。

BlenderVFXは若手DigitalArtistの@hayashi_cg君と@kurono73君が中心となり、定期的にCG座談会@blenderを開き、blenderの可能性について発信している会です。(自分も過去2回ほど参加しています)2人とは以前から交流があり、撮影とBlenderを絡めた検証会はできないかと考え、このような検証会を行うことになりました。

昨今トラッキングやコンポジットの大幅な強化が進むBlenderをベースツールにし、自主制作から映画制作をも捉えている12bitCinemaDNGが撮影可能なBlackMagicCinemaCmaeraの両ソフト・ハードがほんとうに使えるの?といった事を検証会形式で行います。

特にBlenderのトラッキング機能は優秀らしいので、BMCCからの12bitデータとの連携を実際にデモンストレーションしながら、現実的に製作現場で使用していけるかという部分にも踏み込んでいけたらなと考えています。

当日の予定では、簡単なグリーンバック撮影からデータの移動、トラッキング・簡易なコンポジットを続けて行います。

検証会という形なので、結局的に意見交換などができればと思います。

http://www.blackmagicdesign.com/jp/products/blackmagiccinemacamera/

Blender:
http://www.blender.org/


Blender+BlackMagicCinemaCameraの検証会

日程:5月25日(土曜日)

Blender+BlackMagicCinemaCamera検証会

時間:13:00~16:30 (開場は12:30です) 定員30名程度

参加費:1000円(会場費・機材費等の諸費用に使います)

場所:五反田文化センター 東京都品川区西五反田6丁目5  第1講習室
TEL :03-3492-2451

大きな地図で見る

主催 BlenderVFX
共催・協力 InfinityLight

懇親会

お店 台湾家庭小皿料理 栄福 五反田本店

場所 東京都品川区西五反田2‐29‐10サニーフラット103

大きな地図で見る

時間:17:30~20:30

参加費:3500円 (食べ放題、飲み放題です)

キャンセルの場合は23日までにメールをください。
ドタキャンの場合は参加しなくても会費をいただきます。

参加希望の方はTweetviteより参加登録をお願いします。検証会は定員がありますので先着順にて受付させていただきます。

検証会参加申し込みはこちら http://tweetvite.com/event/BBkenshoukai
懇親会申し込みはこちら http://tweetvite.com/event/BBkonshinkai

twitterアカウントをお持ちでない方は、イベントフォームからでも参加が可能です。

イベントフォーム http://www.infinity-light.com/blog/?page_id=1930

まだ若干名入れますので23日まで募集を受け付けております。

よろしくお願いいたします。

ご質問等あれば担当大村まで。
info@infinity-light.com

日本のVFXを考える

新年度、桜は散りつつあるのにまだ寒くて仕方がない、magorokuです。

 

前回から大分日にちが経ってしまいました、いかがお過ごしでしょうか?

年度末、いろいろ忙しく更新が滞ってしまいましたが、現在、イベント等企画中ですので、乞うご期待ください。

ブログもしばらくぶりとなってしましましたが、今回は、VFX JAPANについて、遅ればせながら記事にしたいと思います。

 

vfx-j_logo

 

まず、VFX-Japanを簡単に説明すると、日本のCG・VFX産業の興隆を支援する組織(公式サイトより抜粋)です。

 

http://vfx-japan.com/

 

映像業界には、いくつもの組合や協会といった団体があります。有名なところで言えば、アカデミー賞を執り行う映画芸術アカデミーや全米監督協会。国内でも日本映画監督協会や、日本アカデミー賞といった組織があり、業界内の各立場を代表し、地位向上に努めたり、功績を表彰する賞を作ったりと、業種で働く人たちがより良い作品を作っていけるように活動をサポートしていく活動をしています。

では、現在、映像だけではなくあらゆる分野で活用されるVFXはどうかというと、これまで公式な組織がありませんでした。そうなると、VFXを制作していく中で起こる諸問題は、個人、個別の企業によって独自に解決していかなくてはならず、個別ではどうにもならない事案も起こっていました。また、公式な賞もなく、国内でのVFXの地位も認知度も低いままでした。(なんせ日本アカデミー賞には美術、照明はあってもVFX部門はありません)

 

そんな中で、日本のVFXを盛り上げていこうと発足したのが、VFX-JAPANなのです。2011年に始まり、昨年末より一般会員を募集し始めました。

http://vfx-japan.com/member/

 

会員は情報会員と正会員があり、それぞれ会員になると、いくつかのメリットがあります。情報会員になると、セミナーの割引やJobFairの斡旋、試写会が受けられます。正会員になると、ショーリールへの参加やアワードへの参加、そして文芸美術国民健康保険組合へ加入することができます。

特に、文美については、VFX業界内でも何度か話題になりました。VFX業界はフリーランスで働く人が多く、多くの方が国民健康保険に加入していますが、国保より条件の良い文美に加入するために所属できる組織がいままでありませんでした。今回、正会員になると文美に加入することができるようになります。(詳しくはHPを参照してください: http://www.bunbi.com/ )

自分と同じように、フリーランスで活動している方は、ぜひ加入を検討すると良いと思います。この文美の加入だけでも、相当保険による出費の額が変わってきます。

 

と、ざっとですが、VFX-JAPANについてまとめていきました。最近のVFX業界は、海外の大手VFX会社の倒産やスタジオ閉鎖といった暗い話題が多く、世界的にみて、VFXの置かれている状況は厳しくなってきています。このような荒波立つ世界のVFX業界の中、日本のVFXを盛り上げていこうと動いているVFX-JAPANの活動は日本のVFXの向上と、世界で戦う協力な後押しになると思いました。

今後もブログで取り上げていきたいと思っています。