今話題のOptical Flaresを試してみました。
フッテージ素材は購入すると付いてくるものです。
遊びがてら適当につけてみましたが、すごくいいですね~!
既存のレンズフレアプラグインはいかにもコンピュータでジェネレートされた感じがありましたが、
これはカメラの搾りやレンズに付着した汚れ・ホコリをTexで表現しているので見た目が自然ですね。
また、光源の位置によって明るさが自動調整されるなど使い勝手も良く、
プリセットがサムネール化されているため、他のプラグインのようにわざわざ割り当てなくても済みます。
UIもすっきりしていて体感的だし、何より使っていて楽しいですね~。
このテスト動画ではフレアの光源が画面の端に近づくとハローが現れますが、
これはDynamic Triggeringという機能で、あらかじめ設定しておけば自動で調整してくれるので、アニメーションさせる必要がありません。
こういうのも今までは1つ1つキーを打っていたので、これからは見栄えだけに集中することができると思います。
個人的な印象ですがレンズフレアと言えば、ILMが他のVFXプロダクションと比べてかなり頻繁に使っているようなイメージがあります。
少し前まではそれがわざとらしかったのですが、スタートレックやトランスフォーマー2あたりから違和感がなくなってきたように感じます。
もしかすると宇宙船やロボットなどの無機質な絵面に合うという理由なのかもしれませんが・・。
スタートレックは随所にレンズフレアが入っていて、常に眩しかったですね~。
ただ、本来ならフレアは発生しないような場面でも効果的に使われているため、無意識のうちに画角の外側にあるライトを感じることができました。
ところでILMと言えばジョン・ノール氏が所属していることで有名ですが、まさかLightFactoryを使っているのでしょうか・・・?