日曜の3Dスキャン体験会お疲れ様でした、magorokuです。

 

今回は3Dスキャン体験会をレポートしたいと思います。

 

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全身スキャン後のデータ処理風景

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FAROアームスキャナー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3Dスキャン全身

全身スキャンデータ

 

ゼネラルアサヒさんの協力で行った今回の3Dスキャン体験会ですが、1部2部ともに、定員の20名近い参加者が集まりました。まず、3Dスキャンについてのビデオによる解説、その後、各スキャナを見てもらうという流れで会は進んでいきました。

今回の会では、ゼネラルアサヒさん所有の全身スキャナ、頭部スキャナと協力会社様よりお借りした、カメラ型スキャナとアームスキャナーといった機材を用意し、実際にスキャンしたデータをその場で持って帰っていただくという趣旨のもと、思い思いのものを持参していただいたり、自分自身をスキャンしていただきました。スキャンデータはplyファイルとobjファイルにしてお渡ししたので、家にあるCGソフトで扱うことができます。なお、今回は自身が所有するXSI7.0.1で表示させたものをブログに載せてあります。

(なお、全身スキャンデータ、頭部スキャンデータのモデルはmagoroku本人です)

 

 

 

頭部スキャン(テクスチャ付)

頭部スキャン(テクスチャ付)

 

全身スキャン、頭部スキャンに関して、オペレーターが一人しかおらず、同時起動させることはできませんでしたが、スキャン自体には想像していたよりも時間がかからず、ものの数分で終わり、データの出来上がりも早いことにた驚きまし。また、精度も申し分なく、ポケットに財布をいれたままスキャンをしてしまい、ポケットが膨らんでしまっていたのも、くっきりとデータとして残ってしまいました。

頭部スキャンでは、撮影時に髪の毛が邪魔にならないように水泳帽、もしくはヘアバンドを着用して髪を上げて撮影をしました。モデルデータと同時にテクスチャ用の画像も生成され、CGツールに読み込み、テクスチャを張れば、すぐに自分の顔を見ることができました。

 

 

 

 

アームスキャンの説明を聞く参加者の皆様

アームスキャンの説明を聞く参加者の皆様

 

全身スキャン、頭部スキャンが主に人間をスキャンするのに対して、カメラスキャン、アームスキャンはプラモやフィギュアといったものをスキャンするもので、実際にプラモを持ってきてスキャンをしていただきました。

今回、もって来ていただいたのはATOS三次元スキャナとFAROアームスキャナーで、特にアームスキャナーは形から何から初めて見るものであり、使い方や使用例など質問が多くなされていました。

実際に、持ってきていただいたものをスキャンした際に問題になったのは、黒いパーツ部分がスキャンできないという点です。これは全身スキャナでも同様の問題なのですが、表面が黒(ただし、材質により可能なものはあり)ですと、うまく形状をスキャンすることができません。ATOS三次元スキャナで持参していただいたプラモをスキャンした時、黒い部分ががうまくスキャンできませんでした。その後、白く塗りなおすことで再度スキャンしなおすことができました。実際に髪の毛も白く染めていればスキャンできたのかもしれませんが、それはもし機会があった場合にでも試してみたいところです。

 

 

ちなみに、参加者の方のもってきていただいた全身灰色のゴジラはとてもきれいにスキャンすることができました。

ゴジラ

ゴジラスキャン結果(17万ポリゴン)

実際にスキャンしてみると、ここまではっきりと形状がでるものだと関心し、また、スキャンスピードからデータ化へのスピードの速さといった面でもモデリングに早急に変わることはないでしょうが、CG制作の手助けになる技術だなと感じました。まだまだ発展途上な技術ですが、VFX以外にも使用分野が広がっていけるとビジネスチャンスも増えていくのかなぁと思いました。

懇親会料理(みそかつ)

懇親会料理のみそかつ

 

3Dスキャン体験会後は、田町駅近くの居酒屋まんまやさんで懇親会を行いました。ゲーム、映像からフリーの方まで、多くの参加者に来ていただき、名刺交換から仕事の愚痴、CGトークにも花がさき、とてもにぎやかな懇親会となりました。

(特に駅と会場を計3往復した自分は、まぁ、ビールがおいしかったです)

 

場所:まんまや 慶応通り店

http://r.gnavi.co.jp/g638800/

 

 

そして21時には解散となりました。皆様、お疲れ様でした。

 

 

 

 

以上、簡単にですが、3Dスキャン体験会のレポートとなります。カメラ会以来の企画となりましたが、多くの参加者に集まっていただき、ありがとうございました。知ってはいるけどなかなか触ることのできない3Dスキャナを体験し、今後の制作、仕事のアイデアにつながっていけたなら、幸いです。

InfinityLightでは今後も定期的に企画、イベントを行っていきますので、その際にはぜひ参加して見てください。また、今回、3Dスキャン等の機材の提供等、ご協力していただいた、ゼネラルアサヒ様、及び関連会社の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

最後に、参加いただいた皆様、ありがとうございました!!!