どうも、クリスマスになんの予定もないmagorokuです。

 

今年もあと数日になりました。そんな中で、年の瀬駆け込み的にCGソフトのアップデートやセール情報が続き、それらをまとめて記事にしてみました。

 

 

まず、スカルプト・リトポロジツールの3DCoatが1万円オフ(海外通販なら100ドルオフ)のクリスマスセールを始めました。

ウクライナで開発されている3Dcoatは実売4万を切る価格ですが大変優れたツールであり、特にリトポロジ機能に定評があります。スカルプトツールとしてはZbrush、MudBoxと大手メーカのソフトが有名ですが3Dcoatは第3のスカルプトツールと言ってよいでしょう。フリーのスカルプトツールは物足りない、でもZbrushは高いとお考えならば、考慮に入れてよいのではないでしょうか?

3Dcoat公式サイト

http://3d-coat.com/

日本販売店インディ・ゾーン(セールは12月28日まで)

http://indyzone.jp/blog/archives/2011/12/3dcoat_2.html

 

次にUnityが3.5にアップデートしました。

http://unity3d.com/unity/preview/

HDRへの対応やパーティクル機能の追加とともに大きな追加要素として、Flashへの書き出しとChromeへのNativeClient(NaCl)対応とのことです。

NaClとは新しいテクノロジーであり、通常のWebブラウザと同様の速度で動くウェブアプリケーションプラットフォームであり、これにより、2億人のChromeユーザーが追加プラグインなしでUnity製のゲームに直接アクセスできる技術である、とされています(UnityのCEOの発言より抜粋)

スクウェアエニックスがNaClを利用し、Chromeへのゲーム提供を発表したタイミングでのアップデートとなり、国内のChromeでのゲーム配信が盛り上がりを見せようとしています(スクウェアエニックスはUnity技術者を集めているとのネットニュースもありました)

またFlashへの対応はすでに数多く存在し一般化しているFlashゲームにUnityを使った3Dゲームを直接持ち込むことができるようになります。この発表にあわせてFlashゲームのコンテストを開くようで興味のある方はチャレンジしてみるとよいでしょう。

http://unity3d.com/unity/preview/contest

 

そして、Blenderが新バージョン2.61をリリースしました。今回、このバージョンアップに向けて記事を作成していましたが、いろいろと新情報がありましてそちらを先に記事にしました。Blender新機能の説明等は後日レポートしたいと思います。

http://www.blender.org/development/release-logs/blender-261/